星の降る街
チャイムが鳴って、ついに放課後になった。
教室にいた女子たちは、頑張ってねっと言いながら、教室を出て行った。
男子は、やっぱりこっちを見て話してる。
いつか、こんな事も気にしないようになれるのかな…?
「なーゆ いよいよだねぇ!」
「手は打っといたから、頑張りなよー、なゆ子なら絶対いけるから!」
鞄片手にみぃと真希が応援してくれた。
あたし、頑張ろう!
「じゃあ、あたしたちは駅前にオープンしたクレープ屋さんに行くかぁ!」
「今日まで、オープン記念で半額なんだぁ」