星の降る街

「で、でも…あたし…きっと嫌われてるよ…」



「なんで?」


「だ、だって…」


うう…
やっぱり男の子が相手だと上手く喋れないよ…


「ゆっくり話していいよ。焦らなくても大丈夫だから。」


「勘違いかもしれないけど…」


うん、と頷きながら真っ直ぐとあたしの浮ついた瞳を見て話を聞いてくれる皐月くん。


「男子が時々、あたしの方を見て…笑ったり、話が盛り上がったりしてるの…普通の話だろうけど、あたしにはあたしを見て笑ってるんだっておもっちゃうのっひっく…うっ…」



今まで溜めていた涙と悲しみが溢れ出してきた。



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