星の降る街




______




「ふーん、なゆと会話が続く奴かぁー。とうとう来たかぁ。」



今は、さくらんぼを口に運びながら、皐月くんのコトを聞いて貰ったところだ。


「とうとう来たってナニ!?」




意味ありげに話す恭ちゃんが意味ありげに腕を組む。




「いや、俺はなゆと話せる男がそろそろ出てくる頃かなと、最近思ってたわけよ。」





「ほぇー〜。なんで思ってたの?」


「ん〜?超能力?(笑)」







…………







「すごー!」







恭ちゃんがあらかさまなため息をついたのは言うまでもない。

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