不登校〜強くなりたい〜

しばらくして西谷くんは、人がひとり入れるぐらいまでに近づき足を止めた。


西谷くんを見ると、あのときのできごとを思い出す。


美貴の言葉や表情を思い出す。



もう思い出したくないよ。


そんなわたしの思いを知らない西谷くんは、《久しぶりだな》とかって話し始める。
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