不登校〜強くなりたい〜
一緒にまわっていた女の子たちも若干、引いていた。
そんなこんなで一回りしたとき、急に肩をポンポンと叩かれた。
誰だろーと思い、振りかえると神田先パイが眉間にシワを寄せながら、わたしを見ていた。
「どーかしました??」
初めて見たそんな先パイの顔に、わたしはドキドキしながらそー聞いた。
すると
「俺、さっきからなんども呼んでたんだけど」
とさらに眉間にシワを寄せながら、そう言った。