俺様ケータイ

☆電源






就寝時間。


「メール来てない?」

「ああ、来てない」

「じゃあ、おやすみ」

「おやすみ」


そう言って、空き部屋のドアを閉めた。

…と思いきや、ちょっと開けてみた。


「ん?どした?

眠れないのか?」


ケイタはさっきと同じ体制で布団に座っていた。


…。


「一緒に寝たいのか?」


「結構です!!!」


私は大きな音を立ててドアを閉めた。


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