ふたり。

③:事件!?

そして、事件は起こった。

それは、夜二人の部屋で話してるとき。

「やーもー、スーパーウルトラカッコいいよ~~~!!月くん!」

は、はぁ……。

「で、どうなったの?明。惚れたの?付き合ったの?」

「うん。付き合った!んで、キスした」

「は、はいーーーーーーー!?」
付き合ったってあれですか?

キスしちゃったんですか?

「大丈夫なのあんた!!熱あるよ!」

「やーーーん」

「あんたっこないだ、男で痛い目見てんじゃん!!この間散々、あたしに愚痴ってたじゃん!付き合った時から二股されてて、気づいたのが、一年後!なんだっけあいつ!!そうだ!石谷!挙げ句の果てに、襲われかけたじゃん!」

「あー、そんな事あったね~…」

明さん、あさっての方見てますが…。

「そんで、あんたキレてボッコボコにしたじゃん!!」

「もう、あいつの話しないで~…」

「『もう、男なんていらない!』って言ってたじゃん!!」

「月くんは、素敵なの~好きになっちゃったんだもーん」

もーんって…

あたしが明の愚痴付き合ったの、夜中の3時だよ!?

「応援してね。結♪」
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