ヘヴン
第一話 アキラ






「……ん…」





椎名アキラは純白の中で目覚めた


目が覚めるとそこにあるのは限りなく存在する『無』だった


「ここは…?」


見渡す限りの『無』が広がっている空間


立方体?いやそんなカタチなど思わせない程の深く濃い白だ


ここまでいくともはや吐き気をもよおす
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