ラストレター
午後1時・・・南山公園。


私は頭に覚えさせながら1日を終えた。


けど、目をとじると・・・


どうしても浮かんでくるの・・・。



―樹の笑った顔が・・・―



私がこの上なく愛した大好きな人の顔が。



ねぇ、眠れないよ?



樹が離れないの。






―明日になっても樹はいない・・・―






そんな冗談いらない。
< 12 / 19 >

この作品をシェア

pagetop