ラストレター
「亜美・・・」




由香と家路についている私。



それといった会話もなく由香は手を握ってくれている。





「由香、私・・・樹に何かしてあげられてたのかなぁ?」




「あたりまえだよ。苦しいときも樹くん笑ってたじゃん」





樹・・・私、手紙読んだほうがいいのかな?



何が書いてあるのか不安なんだ。



私前に進みたいって思わない。



自分でワケわかんないこと思ってるの分かってる。














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