図書室ではお静かに~甘い声は唇で塞いで~【完】
昼からの授業は2時限だけ。
そんなのは、昼寝をしていたらあっという間に終わる。
「蓮、今日どっか行く?」
声かけてくるのは、悪友の向井新(ムカイアラタ)
髪は短いが赤く染め、耳にはピアスが蓮より多く付けられる。
「いいけど?どこ?」
眠そうな目を擦り、机から体を起こす。
「大通りにナンパとか?」
蓮は両手を上げ大きく伸びをした。
「それ、昨日もやった」
「そうそう、お前だけお持ち帰りな?ってか、どうだった?昨日の女。」
新が興味津々に顔を近づけるが「あー?普通」と、蓮は素っ気なく返しわずらわしげに前髪をかき上げた。
「ってか、持ち帰えられたのは俺」
蓮がそんな台詞を簡単に吐くと周りは呆れるように溜息をつく。
「ちょっとは俺にも分けてくれよ~」
「あっ、俺も!」
そんなのは、昼寝をしていたらあっという間に終わる。
「蓮、今日どっか行く?」
声かけてくるのは、悪友の向井新(ムカイアラタ)
髪は短いが赤く染め、耳にはピアスが蓮より多く付けられる。
「いいけど?どこ?」
眠そうな目を擦り、机から体を起こす。
「大通りにナンパとか?」
蓮は両手を上げ大きく伸びをした。
「それ、昨日もやった」
「そうそう、お前だけお持ち帰りな?ってか、どうだった?昨日の女。」
新が興味津々に顔を近づけるが「あー?普通」と、蓮は素っ気なく返しわずらわしげに前髪をかき上げた。
「ってか、持ち帰えられたのは俺」
蓮がそんな台詞を簡単に吐くと周りは呆れるように溜息をつく。
「ちょっとは俺にも分けてくれよ~」
「あっ、俺も!」