恋がしたくて…
ポンっ
今の私ときたら、ブザマ そのもの。
トイレの壁に へばり付いて、佐々木さんが来るのを 待ち伏せしてる。
しばらくして、
戻ってきた佐々木さんは、目を まん丸にして、私を見た。
待ち伏せしてたの。
バレバレだよね…。
デヘヘ。
と 笑うわたし。
そしたら、
ポンっ。
ってー。
また、私の頭を 軽く たたいてくれた佐々木さん。
一瞬にして 今までの事が 蘇る。
恋に 落ちた瞬間。
電飾と夕日の中でのメール。
佐々木さんを 思って 入ったお風呂。
佐々木さんを 思って眺めた 川。
すがるような 佐々木さんの目。
キス。
腰から 離された腕。
全てが 愛おしいかった。
あたしが 全身、フル回転で 感じとっていた、
大切な 大切な 思い出達。
これで 終わらせたくない。
もっと もっと、
色濃く 塗り重ねていくようにー。
もっと もっと
私自身の意志で、手を 加えていきたい。
トイレの壁に へばり付いて、佐々木さんが来るのを 待ち伏せしてる。
しばらくして、
戻ってきた佐々木さんは、目を まん丸にして、私を見た。
待ち伏せしてたの。
バレバレだよね…。
デヘヘ。
と 笑うわたし。
そしたら、
ポンっ。
ってー。
また、私の頭を 軽く たたいてくれた佐々木さん。
一瞬にして 今までの事が 蘇る。
恋に 落ちた瞬間。
電飾と夕日の中でのメール。
佐々木さんを 思って 入ったお風呂。
佐々木さんを 思って眺めた 川。
すがるような 佐々木さんの目。
キス。
腰から 離された腕。
全てが 愛おしいかった。
あたしが 全身、フル回転で 感じとっていた、
大切な 大切な 思い出達。
これで 終わらせたくない。
もっと もっと、
色濃く 塗り重ねていくようにー。
もっと もっと
私自身の意志で、手を 加えていきたい。