恋がしたくて…
そして、それは 吐き出す作業の過程で 輪郭をあらわにし、頭の中で考えがまとまっていく。

私は自分の文章に すっかり満足して、自分で 送ったメールを なんども 読み直した。


いつもとは違う夜だ。

同じ 家で。
同じような 食事をして。
同じ家族と 過ごしたのに。


家族との団欒。

勿論、パパとの会話でも まったく 考えられないような 内容の話題ができた。

ほんとは、一番 話したかった 事。
そんな話しが沢山できた。

さらに長いメールを送信したのに、
今度は 全く 後悔しなかった。

きっとまた返信がくる。

今晩は 携帯を 抱いて寝たい気分。
< 24 / 150 >

この作品をシェア

pagetop