恋がしたくて…
そして今。

小さなテーブルを はさんだ所に、
佐々木さんは居る。

幸せだ。


女としての自信を取り戻した私の、りゅうちょうに流れる会話は 止まらない。


お互いの 気持ちを 知った今日は、


二人の 間には 安心した 空気が 漂ってる。



でも、それだけではない。


安心した空気の奥には

静かに 息をころすようにして、

興奮した 空気が 出番を 待っているんだ。



二人の 間で これから 起こる事を あれこれ 想像しないでは いられずに…。
< 56 / 150 >

この作品をシェア

pagetop