追憶~少女が歩んだ道~

中学に行ったら私達みたいな子がイッパイいて…

楽しいんだろうなっ!!

なんて、暢気に考えてたのは私だけみたい。



「紫音、肝心なこと忘れてた!!」

麻紀…ちょっと青ざめてる??

「なになに??」

「中学ってさぁ~クラス4つあるじゃん?」

「うん」

「同じクラスになれるかなぁ?」

「あーーー!!!なれないかもってこと??」

「…うん。4クラスだから一緒になれる確率は25%だよぉ…。」

「えー!!やだ~!!ね、今から綾先生に頼んでぇ、そっからお姉さん先生に頼んでもらおうよ??」

「うん…でもうまくいくかなぁ??」



< 4 / 34 >

この作品をシェア

pagetop