追憶~少女が歩んだ道~
中学に行ったら私達みたいな子がイッパイいて…
楽しいんだろうなっ!!
なんて、暢気に考えてたのは私だけみたい。
「紫音、肝心なこと忘れてた!!」
麻紀…ちょっと青ざめてる??
「なになに??」
「中学ってさぁ~クラス4つあるじゃん?」
「うん」
「同じクラスになれるかなぁ?」
「あーーー!!!なれないかもってこと??」
「…うん。4クラスだから一緒になれる確率は25%だよぉ…。」
「えー!!やだ~!!ね、今から綾先生に頼んでぇ、そっからお姉さん先生に頼んでもらおうよ??」
「うん…でもうまくいくかなぁ??」