追憶~少女が歩んだ道~
綾先生っていうのは私達の音楽の先生。
お姉さんは中学校の先生で、なんと私達が通う中学校にいるんだ。
そのお姉さん先生に頼めば何とか…って私達は考えて
バカみたいに着慣れない堅苦しい格好のまま走ってきた。
卒業式だから一応スーツ。
「綾先生!おはようございまーす!」
「あら、おはようございます。」
「あのぉ…先生にお願いがあって来たんですけど…」
綾先生首かしげてる??
やっぱ私達が考えてる事ってわからないんだ…。