桜の咲く頃 ~君に~

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気が付くと辺りは真っ暗だった。


ベッドの隅に置かれている時計を目を凝らして読むと3:18


真夜中だった。


・・・ちゃんと服も着てる。


よかった。


振り返ると翔くんは壁の方を向いてねてた。


心配なし。


3時ならまだ寝れるな。


そう思ってもう1度目を閉じた。




でも暗いところに慣れたせいか中々寝付けなくなった。


寝始めてから2,3時間しかたってないし・・・。


ぅーん・・・・・・・・。


布団の中でモゾモゾしてたら後ろから声が聞こえた。


「ん~?あ。起きちゃったぁ?」


まだまだ眠たそうな声で体をこっちに向ける。


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