桜の咲く頃 ~君に~


1人だけあたしの声の心配をしてくれた水野の横に座る。


「えぇ~?出してもらわなきゃ困るよ?」


とか言ってあたしの肩に腕を回してくる。


「あぁ!いつもと違う匂いするじゃ~ん!さては…またオトコを変えたな??」


キャー、ソノちゃんのエッチ///


って…


いゃいゃ今回あたしの意思じゃないし。


そもそも初めっからあたしの意思じゃないし。


「…今回ヤってないし。」


「あ。マジで?ってそれが普通だよぉ!!」


…相変わらずテンション高っ!


「おぃ。全員揃ったから始めんぞ。」


「…今回ヤってないし。」


「あ。マジで?ってそれが普通だよぉ!!」


…相変わらずテンション高っ!


「おぃ。全員揃ったから始めんぞ。」


名瀬の声で皆がいつもの立ち位置につく。


「何からやる?」


「とりあえずソノの声みてからじゃね?」


「1人で歌わせっか?」


「いゃ、それはさずがに可愛そうでしょ?」






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