桜の咲く頃 ~君に~
朝起きてから夜までは街に出て夜になったらロッカーに帰る。
そんな生活に慣れ始めた3月
外の空気も暖かくなりはじめた。
卒業シーズンで私の中学も卒業式やったのかな?
なんて思ったら急に瞼が熱くなった。
ふと気づくと
頬に温かいものが流れて…
気がついたら中学の近くまで来ていた。
中学校へと足を運ぶ。
しばらくすると中学の向かいにある公園に着いていた。
入学式の日に来た公園。
学校の音もたくさん聞こえる。
授業が始まったのか
校内から「キーンコーンカーンコーン」というお決まりの音が聞こえてくる。
懐しいその音。
目を閉じると…1年前の記憶が蘇る。
その時はじめて
今年学校に行ってないことに気づいた。。。