いいよ、付き合う! ただ……

気がつけばもうすぐ昼の12時。
どうやら泣き疲れて寝ていたらしい。
携帯を開くと梓からのメールが3件と電話が3件。

そして今、電話がきた。

きっと今は、昼休みなんだと思う。

「はい」

アタシが泣きつかれて少しかすれた声で言うと

『麗!? 今、どこ?
麗のダーリンから聞いたよ!
何があったの? 
まさか、昨日のこと気にしてんの!?』

一気に言われた。

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