涙の宝器~異空間前編
どういう事か。

タケシの子供だろうか。
きっとこれ以上はミコに問い詰めても無駄だろう。

幹部の耳元で、あの件を話した。
幹部はそれに頷いてどこかに電話をかけた。
電話腰で俺の名前とデータを端末で送信した。

幹部は電話を切る。
涼に近づくと、青い紙を渡した。
それの各個所にサインと希望を書く。

幹部は紙を受け取ると、先ほどの端末のバーコード読み取り機能を使った。
そして、赤外線で俺の希望を読み取り送信した。

俺は一度限りの願いで過去を見に行った。
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