涙の宝器~異空間前編
三浦は顔をしかめた。
そしてもう一つのアイテムを使用した。
三浦の背中と足元からまた何かが出てきた。
あれじゃまるでロケットじゃないか!!
三浦の背中から激しい炎が噴き出し飛行した。
三浦はとてつもなくないスピードでゴールに向かって飛んでいく。
三浦の笑い声。
メンバーを蔑(さげす)み勝ち誇った三浦は爆風を立てさらに速度を上げた。
「俺の勝ちだぜ!!!」
だが………
そんな三浦が一変して、上空に向かって飛んでいく。