涙の宝器~異空間前編
麻衣と話しをしている内に、空はあっという間に暗くなっていった。

「じゃあ〜アタシそろそろ帰ります」

「そうですね」

「また公園でナナと遊んであげてください」

「喜んで」

麻衣は帰っていった。
涼はずっと気になっていた。
彼女の髪からはすごくいいに匂いがしていた。

それから二人は幾度となく会っていた。
そして、いつしか麻衣は涼の恋人となった。
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