涙の宝器~異空間前編
勢いよくやってくる炎に、ついにギャングBもやられてしまった。
ギャングBをも利用して、さらに勢いを増していった。
やがて、六階と個別破棄処理硫黄ガス地帯を塞ぐ壁を焼き崩す。
麻衣−−−−
倒れている涼と仮面男を待つ私。
ドカンドカンっと爆発音が全身を身震えさせた!!
建物は下から上へと爆発していった。
運転手さんが死んでしまった事を確信させた。
「あっ!」
一番上の階だけが、緑の炎で燃えていた。
そして下の階へと落ちた。