涙の宝器~異空間前編
汗ばむ時期の中で流れる冷や汗は、首を伝い震える気持ちを必死に沈め込む。

空に浮かぶ星や月。
辺りは強制的に照らされた。

どうにもならない絶望感に涼は青ざめる。
これ以上の捜索も困難を極めるだけとなった。
< 5 / 449 >

この作品をシェア

pagetop