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「だからって何で俺んちにダベリに来るかなぁ、和歌子もひかりも」

修二が自室の背の低い棚の上に腰掛けて溜息をついてます。

「だって修二んちが学校の帰り道に一番寄りやすいんだもん」

和歌子ちゃんが、封を開けたポテチをパリパリ食べながら言います。

その傍らには、まだ湯気の立っている熱々のカップのココア。

白い湯気だけで、気持ちがホッコリしてきます。

「そうやって何かにつけて俺んち寄っちゃあ部屋を荒らしていくよなぁ」

修二は苦笑いしながら、私がやっているテレビゲームの画面を見つめました。

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