colors
目を開けると、青空だった。

私と正一、二人地面に横たわって、蒼い蒼い空を見上げて。

「ねぇ正一」

何故だろう、泣けてきた。

「私達は、ずっと一緒だよね?」

「……」

正一は何も言わず、私の頭をクシャクシャと撫でてくれた。












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