Sとヲタとツンデレと…
4月~4人は…~
私は、紙に書いてある通りのクラスに行った。
ちなみに私のクラスは3-B。
見慣れない新しい教室に入ると、見慣れないメンツがもう仲良しグループを作っている。
―うわぁ…大丈夫かな…?
などと、おどおどしていると、不意に後ろから抱き着かれた。
「ぬおぉっ!?」
振り向くとそこには――
「オッス!秋ぃ~!」
と、こんな顔→(`▽´)ゞで
敬礼している奴がいた。
彼女の名前は、
瀬田夏波(セタカナミ)。
正真正銘のヲタで、天才ゲーマー。
(彼氏がいたらしい。)
ちなみに私の名前は、
佐々田秋菜(ササダアキナ)。
超腐女子です。
(只今気になる人が…)
「夏波じゃん!えっ?同じ!?」
「うんっ!また一緒だねっ!」
そう、彼女とは去年も同じだったのだ。
「そーだねぇ。」
と、和んでいると
―ドンッ!
と、誰かに叩かれた。
「ぶはっ!!」
振り向くと…