キスして
「さ…つきが??」
あの皐。
いやいや俺の前から消えたのはあいつのはず。
てか絶対会いたくねーし。
「マサシ!!ふざけんなよ。」
フジがマサシにキレる。
俺の心情を悟ったかのように。
「俺だってわかってるよ。あいつのしたことくらい。でもな、皐は今すっげー後悔してて。」
そう言ったあとマサシは喋り始めた。
それは衝撃だった。
想像を絶する。
皐が今、足を切断したこと。
骨肉腫にという病気に襲われたのがわかったのが中学2年。
悪化したのが…俺と別れた時。
切断を決めたときだったという。
今では車椅子生活だという。
「なんであのとき正直に話さなかったんだろうって…。後悔してて、あいつ今でも壮陛の事…」
マサシの深刻な顔に俺もフジも黙り込んでしまった。
皐が…足を切断!?
あの話は全部…嘘だった!?
「おい壮陛。お前今何考えてる。お前わかってるよな?」
フジが俺の思考を止めた。
何も言わずにフジを見ると
「菜穂ちゃん、忘れてねーよな?」
菜穂。
忘れてなんかねーよ。
ただ、皐のこと何で疑わずに自分だけが被害者って思いこんでたのかってのが悔しくて情けなくて。
あいつ1人で悩んでたんじゃねーか。
「皐は今、高校行ってんの?」
マサシに聞いた。
フジが怪訝そうな顔してるのがわかる。
「あぁ。定時制の。壮陛、会ってやってくれねぇかな?」
その日、考えすぎて。
他の女のこと考えてるときに菜穂に連絡するのは…できなかった。
あの皐。
いやいや俺の前から消えたのはあいつのはず。
てか絶対会いたくねーし。
「マサシ!!ふざけんなよ。」
フジがマサシにキレる。
俺の心情を悟ったかのように。
「俺だってわかってるよ。あいつのしたことくらい。でもな、皐は今すっげー後悔してて。」
そう言ったあとマサシは喋り始めた。
それは衝撃だった。
想像を絶する。
皐が今、足を切断したこと。
骨肉腫にという病気に襲われたのがわかったのが中学2年。
悪化したのが…俺と別れた時。
切断を決めたときだったという。
今では車椅子生活だという。
「なんであのとき正直に話さなかったんだろうって…。後悔してて、あいつ今でも壮陛の事…」
マサシの深刻な顔に俺もフジも黙り込んでしまった。
皐が…足を切断!?
あの話は全部…嘘だった!?
「おい壮陛。お前今何考えてる。お前わかってるよな?」
フジが俺の思考を止めた。
何も言わずにフジを見ると
「菜穂ちゃん、忘れてねーよな?」
菜穂。
忘れてなんかねーよ。
ただ、皐のこと何で疑わずに自分だけが被害者って思いこんでたのかってのが悔しくて情けなくて。
あいつ1人で悩んでたんじゃねーか。
「皐は今、高校行ってんの?」
マサシに聞いた。
フジが怪訝そうな顔してるのがわかる。
「あぁ。定時制の。壮陛、会ってやってくれねぇかな?」
その日、考えすぎて。
他の女のこと考えてるときに菜穂に連絡するのは…できなかった。