キスして
あと4日。
起きて1番に思うことはこれ。
今日は土曜日。
壮陛と今日は出かけるけどどこ行くのかは決まってない。
ちょっと早めに起きて朝食を取った。
最近ママがわたしをジッと見てくる。
もう少しで会えなくなるからなのかな。
そんな思ってたのに
「今日はデート?」
不意をつかれてわたしは思わず咳き込んでしまった。
「ゴホッ…。ッ──違うよ!!」
あわてて否定したけどママは優しく笑った。
「寂しいけどいいのよ。菜穂ちゃんも女の子なんだから。でもね、間違いだけは…起こしちゃだめよ!!」
急に真剣な顔になるママ。
間違い?
きょとんとした顔をしたと思う。
首をかしげてママを見つめてると
「体を許しちゃだめなんだからね!!まだってことはお見通しなんだから。ママはなんでも知ってるの。」
「なっ!!」
自信満々のママを見るわたしの顔がみるみる赤くなってくのがわかった。
頬が熱い。
「だめだからね!!あのバイクの彼でしょ??よさそうな人ね。」
──お見通しじゃないじゃん。
ツッコミを入れながらももう否定しなかった。
こういう話を親とするのは恥ずかしいから。
急いでゴハンを食べて上へ上がった。
着替えを済まし、軽く髪を巻いてみた。
薄く化粧もして壮陛の連絡を待った。
「着いた。」
って電話がくるのを。
起きて1番に思うことはこれ。
今日は土曜日。
壮陛と今日は出かけるけどどこ行くのかは決まってない。
ちょっと早めに起きて朝食を取った。
最近ママがわたしをジッと見てくる。
もう少しで会えなくなるからなのかな。
そんな思ってたのに
「今日はデート?」
不意をつかれてわたしは思わず咳き込んでしまった。
「ゴホッ…。ッ──違うよ!!」
あわてて否定したけどママは優しく笑った。
「寂しいけどいいのよ。菜穂ちゃんも女の子なんだから。でもね、間違いだけは…起こしちゃだめよ!!」
急に真剣な顔になるママ。
間違い?
きょとんとした顔をしたと思う。
首をかしげてママを見つめてると
「体を許しちゃだめなんだからね!!まだってことはお見通しなんだから。ママはなんでも知ってるの。」
「なっ!!」
自信満々のママを見るわたしの顔がみるみる赤くなってくのがわかった。
頬が熱い。
「だめだからね!!あのバイクの彼でしょ??よさそうな人ね。」
──お見通しじゃないじゃん。
ツッコミを入れながらももう否定しなかった。
こういう話を親とするのは恥ずかしいから。
急いでゴハンを食べて上へ上がった。
着替えを済まし、軽く髪を巻いてみた。
薄く化粧もして壮陛の連絡を待った。
「着いた。」
って電話がくるのを。