永遠の。
〜♪〜〜♪
『……――ぅ、んー。も‥ちょっ…−−−』
手探りで目覚ましを止めようとした…ら?
ガッシャ−−−−−ン!
『…………あ』
どうやら、サイドテーブルから落としたみたい。
〜♪〜〜♪〜♪〜〜♪
『なんだ‥携帯かぁ。』
手に取ってディスプレイを確認し、電話に出た。
『…は『あやのぉー!今から行くからっ!!あ、ごめん寝てた?ってか寝過ぎじゃない?ま、とにかく行くからねー!!』』
プチッ−−−−
『―――あの…何もしゃべってないんだけど。』
とっくに切れた携帯を耳にあてながら言った。
携帯のディスプレイで時間を見ると、9時47分。
『はぁ−−−‥。とりあえず、顔洗お。』
私は、ベッドから起き上がりながら、まだ働かないアタマを回転させた。
んーっと、
真麻が来るんだよね?
何しに来るんだろ?
まぁ、いつも唐突だし、考えるより先に動いてるってカンジだからなぁ。
考えても仕方ない、か。
それからそんな彼女が来たのは、それから20分後の事だった。