先生...!!!
「もしもし、ちはるー??」
「ヒックッ...ゆ、ゆうきー!エーンッ」
「ちはる?どうした?俺でよければ話、聞くよ?」
「ヒックッ...待って...ヒックッ...話すから...」
「大丈夫。待つよ!」
全然、落ち着かなくて10分位ずっと泣き続けていた。
その間も優輝は電話を切らないでいてくれたし、催促することなく待ってくれていた。
「ゆ、うき...」
「大丈夫か?」
「うん...落ち着いた...話、聞いてくれる...?」
「もちろん!!」
「あのね...」