先生...!!!





優輝の声より、もっと低い声がしたから後ろを向いたら...

「「岡村先生!!!」」

あたしの顔は今にも噴火しそうなほど真っ赤だった。
先生、不意討ちはダメだよ...

「本当に真っ赤だな。熱あるかもな。」

と言って先生はあたしのおでこに手を当てた。

先生に聞こえるんじゃないかってくらい心臓がドキドキいっていた。

「あッ、いや、大丈夫です!ちょっと暑いだけです!!!///」

「そうか?それならいいけど。」

「はいッ!心配かけてすみませんでした。///」

「大丈夫だから気にすんな。まだ顔赤いから無理しないで具合悪かったら保健室いきな?」

「はい。///」

「じゃあ俺は授業があるから。」

そういって階段を降りてく先生はやっぱりかっこよかった。

そんな先生に「ありがとうございました」って言ったのが聞こえてたかはわからない。





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