先生...!!!
あの日、優輝は部活がOFFであたしたちは放課後、教室で他愛ない話をしていた。
そしたら大輔の話になった。
あたしは音信不通になったことを伝えた。
「そっか。じゃあ先生のことまた頑張るんだ?」
「ううん。大輔がいなくなっても変わらない。あたしは先生のこと諦める!」
この言葉に優輝は唖然としていた。
「え?なんで?」
「あたし、先生とは友達になりたい。」
「でも諦めるなよ!」
「諦めるって決めたの!」
この日は何回「諦める!」「諦めるな!」の言い合いをしたことか。
結局、あの日は諦めることに決定した。