先生...!!!
「ちはる、何があった?」
「何というか...今までに比べたら全然辛くないんだけど...自分、馬鹿だなって」
本当にその通りで。辛くはないんだ。今までの方が辛かったから。
「先生と話をするチャンスだったのにしなかったっていうのが俺の予想!どう?」
優輝、すごいね。
「その通りです。」
「やっぱり!ちはる、落ち込まなくてもいいから。ちはるなりの事情があったんだろ?先生もわかってくれてるよ。」
本当にあたしは反省しなくていいの...?
「そう、かな?」
「そうだよ!自信持て!」
なんとなく優輝のペースに飲み込まれてる気がするけど...
「ま、いっか!」
この時、謝るっていう選択をしていたらあんな事にはならなかったのかな?