Re:
先生の視界に入ったものは
クラモト君を片手で持ち上げてるチュウ
フェンスにいる僕
「何があったのか説明しろ!!」
生徒指導室に呼び出された5人
僕と、チュウと、クラモト君とアシダ君とサカイ君
「僕達が屋上でお昼を食べようとしている所にナカニシ君が殴って来たんです。」
クラモト君が先手を打ってきた。
「そうなのか?ナカニシ」
「こいつらが……」
言いかけ、口を噤んだ
一瞬、僕を見て
「どうした?」
言葉が続かないチュウを不審に思いながら先生は聞く
「いや、別に。先生がそう思うのならそう思えば良いよ。オレ、メシ食いたいからもう行って良い?」
先生に許可をもらう前にチュウは生徒指導室を出た。
「こいつも関係ないからいいだろ?」
チュウに手を引かれて僕も一緒に生徒指導室を出る事ができた。
まだ昼休み中の廊下
そこを会話も交わさず
僕とチュウは歩いていた
「アツム、怪我はしてねーか?」
振り向きもせず、背中越しに聞いてくる
「だ…大丈夫。」
「あのっ……チュウ」
「ん?」
「……ありがとう。」
僕の事、黙ってくれて
助けて、くれて
「腹へったな」
振り向いたチュウの顔はいつも僕がみている『チュウ』だった。
クラモト君を片手で持ち上げてるチュウ
フェンスにいる僕
「何があったのか説明しろ!!」
生徒指導室に呼び出された5人
僕と、チュウと、クラモト君とアシダ君とサカイ君
「僕達が屋上でお昼を食べようとしている所にナカニシ君が殴って来たんです。」
クラモト君が先手を打ってきた。
「そうなのか?ナカニシ」
「こいつらが……」
言いかけ、口を噤んだ
一瞬、僕を見て
「どうした?」
言葉が続かないチュウを不審に思いながら先生は聞く
「いや、別に。先生がそう思うのならそう思えば良いよ。オレ、メシ食いたいからもう行って良い?」
先生に許可をもらう前にチュウは生徒指導室を出た。
「こいつも関係ないからいいだろ?」
チュウに手を引かれて僕も一緒に生徒指導室を出る事ができた。
まだ昼休み中の廊下
そこを会話も交わさず
僕とチュウは歩いていた
「アツム、怪我はしてねーか?」
振り向きもせず、背中越しに聞いてくる
「だ…大丈夫。」
「あのっ……チュウ」
「ん?」
「……ありがとう。」
僕の事、黙ってくれて
助けて、くれて
「腹へったな」
振り向いたチュウの顔はいつも僕がみている『チュウ』だった。