Re:
チュウは僕の言葉に少し驚いた様子だったけど

「その続き、だけどよ」

前髪を右手でかきあげながら

「寒いし、オレの部屋で話を聞くよ。」

いつもの口調で僕の話を聞いてくれる返事をしてくれた。


僕はその言葉だけでも嬉しかった。


「あんま遅く帰っても心配するだろうし。」

「悲しいモンだよ、コドモは。」

白い息を吐きながら

チュウと僕はチュウの家へと歩いた。
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