Re:
「お帰り、遅かったわね。」

チュウの母親に出迎えられ

「ただいま…すみません、遅くなって」

僕はつい夢中になって夜空を見ていた

時計をみると1時半

思ったよりも長くあの公園にいたみたいだ。

寒い中一緒にいたチュウにも

僕たちの帰りを待っていたチュウの母親にも

悪いことをしてしまった

心配かけてしまったのだと反省しながら謝る僕

「別に何時に帰るなんて言ってなかったろ。」

悪びれることなくキッチンへ行くチュウ

「ま、それもそうね。」

息子の言葉に妙に納得していた。

「アツム、部屋に上がってろよ。」

「あ…うん。」

僕はチュウの部屋に一足先に上がることにした。

「寒かったでしょ?新年から風邪ひかないようにね。」

階段を上がる途中、チュウの母親が言った。

「はい。ありがとうございます。」

軽く会釈をして僕はチュウの部屋に入った。
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