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結局僕は冬休みの最後の金曜日までチュウの家にいた。

「じゃ、始業式の日な。」

チュウはそう言って僕と別れた。

僕は久しぶりに帰る家を懐かしく感じてしまう。



賑やかなチュウの家

毎日遊んだ動物達

チュウの母親の手料理

チュウと行った初詣

初めて、人に星座の話なんてしてしまって

チュウは僕の話をキチンと聞いてくれた。

いつしか

チュウに話しかけている僕



楽しかった冬休みも、もう終わり

少し寂しい気もしながら

僕は玄関のドアを開ける。




「おかえり」

母さんの声

「…ただいま。」

久しぶりの挨拶

久しぶりの自分の部屋に入って

僕はベッドに体を沈めた。

ベッドの枕元に置いてる目覚まし時計を見ると

晩御飯までもう少し時間があった。
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