(続編)極妻真子17才 〜銀ちゃんに寵愛されてます
夜俺は伝次郎から聞いた、柳之助の携帯にかけた。




【柳之助真子をどうしたい訳?真子に惚れたとか?】



《違う女にはあまり興味がない。》




【じゃどうして、真子が困るようなことするんだよ。】




《それは銀平さん、あなたが一番よく分かってるんじゃないですか?》




【どういう意味だ。】




《極道なんかと一緒になって、幸せになれるはずがない。


俺の母親も親父のことでいつも泣いていた。


そのうち病気になり死にました。


銀平さんのお母さんも病気で亡くなりましたよね。


極道の一緒になったら、不幸なるのが目に見えてるんです。


俺は叶にそのことを教えてやりたいんです。


叶は歌が上手い、叶にはまだ未来があるんです。


あなたと一緒でない未来を、俺が教えてやるんですよ。》




俺は柳之助に何も言えなかった。




真子は俺といない方が幸せなのか。









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