(続編)極妻真子17才 〜銀ちゃんに寵愛されてます
もう何でこうなるのよ、銀ちゃんを睨み付けてやった。




銀ちゃんが私の手を強く握った。




『由貴誤解を招くような言い方するな。


真子は妹でなくて嫁だ。


真子由貴は従姉妹だよ。


死んだ母親の姉の子。』




なんだ従姉妹か良かった。



由貴さんがクスって笑った。




なんかその笑いに意味がありそうだ。




知りたいけど知りたくないような、




後で銀ちゃんに聞いてやる。




「銀平、高校生にまで手だして妊娠させた訳?」




『違います。銀ちゃんと私は結婚してます。


まだ籍は入れていませんが、れっきとした夫婦です。

だから銀ちゃんの赤ちゃんを生みたい。』




由貴さんが微笑んだ。




「もしかしたらあなたが銀平の初恋の女の子?


公園で出会った天使ちゃん?」




公園で出会った天使?




銀ちゃんは由貴さんに、そんなことまで話してたの?










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