(続編)極妻真子17才 〜銀ちゃんに寵愛されてます
病院の前に立ち中に入る事をためらっていた。




病院の出口から、携帯に耳をあてた組長が出てきた。



【分かった今行くから、真子は今眠ってる。あぁ大丈夫だ。】




鉄二さんと話しているのだろうか?




俺は組長が車に乗った事を確認して、




病院へ入った。




明良から聞いていた病室まで来た。




多分真子さんは寝ているであろう、




俺はそっと病室に入った。



真子さんは眠っていた。




俺はベットの横に腰を下ろし、真子さんの寝顔を見つめた。




きみが苦しんでいるのは辛い。




真子さんあなたは今どんな気持ちでいますか?




「た、助けて、お願いだから私の赤ちゃんを殺さないで!」




俺はそっと真子さんの手を握りしめた。




『真子さん大丈夫ですよ、俺がいます。


赤ちゃんと真子さんは俺が必ず守ってみせます。』




真子さんが俺の手を強く握り返してくれた。









< 137 / 220 >

この作品をシェア

pagetop