(続編)極妻真子17才 〜銀ちゃんに寵愛されてます
一週間が過ぎた夕方、マサさんの携帯が鳴った。




【明良何回もかけてくるなよ。《マサ組長が刺された!》




組長が刺されたって聞こえた。




マサさんが真っ青な顔になる。




持っていた携帯をマサさんが落とした。




私は慌てて拾い携帯を耳にあてた。




【真子!《え、私。 》




【真子何処にいるの?銀平君が喧嘩を止めに入って、

刺されたのよ。


意識不明の重体なの、早く帰って来なさい!】




組長?




銀平君?




銀ちゃん?




頭が割れそうに痛い。




【真子思い出すんだ!おまえの大好きな銀ちゃんが、

死にそうなんだよ。


真子分かるか?


俺はおまえの親父の鉄二だ。】




私の父親鉄二さん?




何処かで声がする。




《真子今から迎えに行くから待ってろ!》




この声は銀ちゃんなの?










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