(続編)極妻真子17才 〜銀ちゃんに寵愛されてます
組長、銀平、銀二、銀ちゃん。




私の好きな人。




公園で約束した。




銀ちゃんと結婚する。




真子が17才になったら、銀ちゃんが迎えにくるんだ。



私はずっと銀ちゃんが迎えに来てくれるのを、待った。




17才の誕生日銀ちゃんは約束を守り、




私を迎えに来てくれた。




段々見えて来た。




あの日も私は病院を抜け出し、雨の中あの公園にいた。




あの時私のお腹の中に、銀ちゃんの赤ちゃんがいた。



私が赤ちゃんを殺した。




あんなに生みたかった赤ちゃんを自分で、




駄目にしてしまった。




銀ちゃんごめんね。




私又逃げて来たんだ。










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