(続編)極妻真子17才 〜銀ちゃんに寵愛されてます
銀ちゃんもう絶対何処にも行かないよ。




私はあの日の事を忘れない。




私のお腹から赤ちゃんがいなくなった日。




銀ちゃんと出会ったあの公園に、銀ちゃんと二人でお花を置いて来た。




多分あの子は女の子だったと思う。




銀ちゃんと二人で、あの日を忘れないようにしようと約束した。




もし又私のお腹に、赤ちゃんが戻って来てくれたら嬉しい。




銀ちゃんは毎日頑張ると張り切ってるけど、




まだ先のような気がする。



まだまだ子供の私が母親になれそうもない。




母さんが母親になれないとか、頭で考えたら駄目なんだよと言った。




赤ちゃんに母親にして貰うんだって。










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