(続編)極妻真子17才 〜銀ちゃんに寵愛されてます
「なぁ銀平ヤクザだってやるときは、


やるんだって見せつけてやろうな。」




『俺はもうヤクザじゃないぞ。


株式会社朝田の社長だからな。』




「銀平が社長なんて笑える、でも俺もヤクザを止めたくなった。


ヤクザのまんまじゃ、好きな女と結婚も出来ねぇよな。」




伝次郎の気持ちが痛いほど分かる。




きっと伝次郎にも好きな人がいるのだろう。




伝次郎が女にだらしないのには、訳がある気がした。



本当に好きな女には多分、何も出来ないタイプだ。




銀ちゃんが教えてくれた。



伝次郎には大好きな幼馴染みがいて、




でも彼女の親が伝次郎との交際を認めないらしい。




だから二人は別れた。




今も伝次郎は彼女を思っている。









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