(続編)極妻真子17才 〜銀ちゃんに寵愛されてます
足立さんは中川さんが、何を言っても笑ってるだけ。




「あの中川さんに振り回されてますよね。」




まぁねと言って足立さんが笑う。




「中川さんは僕の育ての親なんです。



捨て子だった僕を、中川さんは大学まで出してくれました。



ここにいる店員はみな、中川さんに拾われたんです。


みんな親に見捨てられた子や、虐待にあった子を、



中川さんは男手一つで、僕たちを育ててくれたんです。



だから今度は僕たちが、恩返しする番なんですよ。」



やだ泣けて来た。




『真子さん何で泣いてるですか?



準に何かされましたか?』



中川さん違います。足立さんが困ってるでしょ。




『準、真子さんに惚れては駄目ですよ、



人妻ですからね。



人妻の方が燃えますけどね。』




中川さんにはかなわないや。




足立さんが何故か真っ赤です。









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