(続編)極妻真子17才 〜銀ちゃんに寵愛されてます
まぁそりゃそうだわ、自分の嫁のあんな姿は、



他の男に見せたくないわな。




「銀ちゃんはここにいて。」



銀ちゃんは鉄二さんの手を払い、私の腕を掴む。




『俺も立ち合う、真子と鉄二二人にしなくない。』




はぁやっぱ銀ちゃんはバカだわ。




鉄二さんに焼きもち妬いて、どうすんのよ。




鉄二さんと私は親子なんだよ。




右手は銀ちゃんが掴み、左手は鉄二さんが掴む。




どっちか選べってか、アホか選べる訳ないじゃん。




こうなったら覚悟決めるよ。




「二人とも行くよ。」




私は二人を連れて分娩室に入った。




分娩室にいた、看護師二人と、産婦人科医に睨まれた。




だよね、そうだよね、三人で立ち合うなんて可笑しいよね。




母さんの顔が見れなかった。









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