(続編)極妻真子17才 〜銀ちゃんに寵愛されてます
私の願い虚しく、銀ちゃんはバカ酒に強かった。




酔いつぶれたのは宗次郎と太郎。




情けない男二人。




銀ちゃんは三男の柳之助に挨拶をした。




「柳之助兄貴たち頼むな、柳之助は真子クラスが一緒だってな、


真子の事よろしく。 」




銀ちゃんが柳之助と握手した。




『あの一つ聞いていいですか?銀平さんは兄貴たちと仲悪かったんじゃないですか? 』




「決して良くはなかったな、親父たちの代は相当酷かったみたいだけど、


俺も宗次郎も争いごとは嫌いなんだよ。


今回ちょっとした揉め事があったが、


宗次郎が指示した訳でないし、俺たちは話あいで解決させた。


これからも色々あると思うが、


争いはしない。


真子とした約束を俺は守る。」




『叶が銀平さんに惚れたのが何となく分かりました。

俺はヤクザは嫌いなんです。


学校でも俺は家の事は隠してあります。


これからもそれはかわりません。


叶又学校で。』




柳之助が私たちに頭を下げた。








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