一歩
花火
今年もまた真っ暗な夜空に大きな光が上がる


いくつもいくつも…


俺はそれを見上げながらなぜだかため息ばかりが出てしまう


もうすぐ30歳…


独房の窓から見る花火が俺の心を虚しくさせる
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